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ヒマラヤセンター

http://www.isozaki.co.jp/

ヒマラヤセンターは磯崎新さんによって設計された浦东にある総合商業施設です。最初の設計コンセプトは中国伝統の哲学思想「天圆地方」です。中央にある不規則な部分は「异形林」と呼ばれています。中はヒマラヤ美術館と他の関連文化施設です。そういう形は、非常に印象的です。

両側のタワーはヒマラヤーホテルとオフィスビルがあります。外壁のモチーフは中国の漢字から発展されたものです。

 

 

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つぎは、ヒマラヤセンターのとなりにある「嘉里中心」です。

 嘉里中心は花木路エリアの最大地域開発プロジェクトです。ショッピング、飲食、オフィスとホテルなどを含めて、総合的な商業施設です。

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 フロアマップです。

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インテリアのデザインは木材を多く使うことによって、暖かい雰囲気を創り出した。f:id:zhao0102:20130815151332j:plain

 

中では、様々なファションストアがあります。

 

続いて浦东エリアへ移動しました。

浦东エリアと言ったら、超高層ビル群のイメージが頭のなかに浮き出した。

陆家嘴駅の周辺に超高層ビルが林立しています。

配置図です。

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他の商業施設に比べて、正大広場の中央スロープがあって、緩やかな空間を作りました。観光地にあるのため、わりと大衆向けのショッピングモールです。

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足元から撮ったBIG3!(金茂ビル、SWFCと建設中の上海タワー)

国金センターは、ツインタワーのビルです。

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上は金融と銀行会社のオフィスで、下は高級なブランド店がよくはいている商業と言う構成です。

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ちなみにホールに非常にいい香りをしていますから、私にとってはすごく愉快なところです。

 

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田子坊

上海伝統住居形式の再開発プロジェクトです。

「石库门」と言うのは、上海の昔から残された住居です。田子坊は既存エリアと建築を改造することで、新しい商業観光スポットを開発されたところです。

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KMSの代表作―8号橋Ⅰ期

 

昔の工場を再開発して作られた創意園です。

新旧材料の使い方と、ファサードのモチーフなどをよく勉強になりました。

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新天地

高級な再開発商業エリアです。外人がたくさんいますし、周辺ビルの中に働いている経済・金融関係のサラリーマンもよくここに訪ねてきます。

エリア内でbarとレストランが多い。隣に中国大手ディペロッパ―瑞安集団によって建てられた新天地shopping departmentもあります。

 

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人民广场周辺

非常に広い広場で、周辺に高層ビルがたくさん林立しています。

目的地のひとつは上海博物館ですが、建築空間でも中に展示されているものでもおもしろくないです。f:id:zhao0102:20130814141003j:plain

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都市計画館に展示されている上海市敷地模型です。

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都市のskylineがはっきりと見えます。こういう密度は多分今の時代に中国しか見られないと思います。

 

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 豫园の商店街です。上海の有名な観光地として知られています。

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周辺スラムの中に住んでいる人です。

同じ地域の中に、格差問題はひどいです。

上海だけではなく、数多くの中国都市の開発とともに超高層ビル群がたくさん計画されましたが、その裏に隠された貧富差など社会問題を心配しています。

調査2

The second day of my internship in KMS,Shanghai.

今日の調査対象は

宝山万达广场,M50创意园と私夢中の建築ー1933.

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download した配置図です。

場所は上海中心から遠いです。宝山一二八纪念路です。

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外観パースです。何となく他の都市の万達プラザ商業施設と似てると思います。

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内部です。

次はM50创意园です。

M50は北京の798と同じく、昔から残された工場を改造してできたArt Comunityです。

規模は798よりずいぶん小さいですが、改造方法と素材の使いかたはほぼ同じです。

赤レンガー、青レンガー、ガラスは主要な材料です。

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hpです。

 

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「1933」は1933年に竣工された牛の屠殺場で、イギリス建築家によって設計されました。当時先進的な技術によって、屋内温度を抑えることを実現されました。

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今の1933は総合的な展示空間とcreative officeとして蘇州川の沿岸にあります。Ferrariなど立派なpartyもときとぎおこなっているそうです。

建築自体の材料は主にコンクリードでけですが、内部の平面プランと空間構成は非常に複雑です。面白い空間がたくさんあります。

 

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 詳しい情報は以下のリンクーを開いて見てください。

http://www.1933shanghai.com/

http://randomwire.com/1933-shanghai-slaughterhouse

第1回iapm

今日から、インターンがスタートします。

 

これからのスケジュールです。なかなかきついかな。

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1日目

iapm という新しい商業施設について調査しました。

時間:2013年8月12日16時から18時まで

場所:上海徐汇区淮海中路999号

 

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下の商業施設は7割ぐらいにおわりましたが、上のタワーはまだ建設中の状態です。

中の店も工事中のものが多いです。

 内部平面は今日工面

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中央アトリウム。デザインの派手さは、ちょっとZahaっぽいと感じました。平面プランは全部曲線になっております。

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吹き抜けのホールは、壁面にLEDパネルになって、鮮やかな照明効果が創りました。

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エレベーターホール

日本に比べて、天井が高いですが、私にとって気持ちいい空間です。

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各階の天井と床の模様は異なっています。

 

 

各階の構成。

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正面ファサード

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道路側のランドスケプーデザイン。ただ幅員狭いから、緑環境や地形とかあまり感じられないです。

 

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向こう側の低層建築です。これから、上海の新開発とともにまたもっと立派な商業施設を期待しています。

 

 

オフィス建築――乃村工藝社②

今回主に乃村工藝社ビルの設計を中心に報告していきたいと思います。

 

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 企業沿革と主要サービス                              f:id:zhao0102:20130730020220j:plain

 

乃村工藝社の提供主要サービスは、ショッピングモールなど商業施設、美術館、博物館等の展示施設、万国展覧会等のイベント展示の企画・デザイン・設計・制作施工を行うことです。

また、上記施設のイベントのノウハウを活かしコンサルティング、運営管理業務なども行っています。近年の公共施設運営の指定管理者制度の拡大に伴い、公営博物館の運営受託事業にも進出しています。

 

売上げ構成は

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ディスプレイ事業の内訳は

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 設計コンセプト

大手のディスプレイ企業の自社ビルとして、企業内部の事務風景を外側にディスプレイしながら、社会へ発信することをビルの役割も果たしていると考えられます。ワークプレイスでは、これまで培われてきたワークスタイルを引き継ぎつつ、ワークーの交流と情報交換をより促進すべく、より連続した空間のあり方創造することを目指しています。

 

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フロアの設計は旧本社の空間構成を参考しつつ、多岐にわたる活動を支えるさまざまな空間を立体的に連続させることで、新たな出会いを生み出すことを意図した。

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   60年代後半~70年代前半に清家清によって設計された設計された旧本社ビル

 

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                1F PLAN

 

エントランスホールは旧本社の構成を踏襲しつつ、ギャラリー状の風除室やカフェテリアを配置し、モックアップ作成用のスタジオを地下から、エントランスホールに吹き抜ける空間として配置することで、エントランス全体をコミュニケーションとディスプレイの場した。

 

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              エントランスホール

 

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2層吹き抜けのエントランスホールから、地下の乃村スタジオで行われている活動を覗き込むことができます。

 

 

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                  断面図 

断面図から見ると、通常の事務空間に比べて、よりダイナミックな交流の空間を期待することができます。旧本社の棟の隙間にあった憩いの緑の空間を、芝生のルーフガーデンとして再構築し、高さ制限により、北東角を斜めにカットすることで、生まれたスロープで最上階と繋がっている。

 

               f:id:zhao0102:20130730054148j:plain                 2F PLAN              

 

ワークプレイスでは、これまで培われてきたワークスタイルを引き継ぎつつ、ワークーの交流と情報交換をより促進すべく、より連続した空間のあり方を探求した。ワークスペースの中にコアを分散配置することで、中心部が個人作業スペースとして、中心と周縁を緩やかにゾーニングした不均質なワンルーム空間を創り出した。

 

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ミーティングスペースは、階ごとに異なる家具を配し、床仕上げの色が上階から濃淡のクラデーションになっています。

 

コアの内部に鉛直荷重を受ける構造体を配置し、外周部を大きくヤジロベエ状にキャンチレバーでバランスラーメン構造とすることで、構造スパンと階高を抑えます。開放した非難階段によって全層を繋ぎ合わせることで、全体が階段の踊り場のような「スキップボイド」の空間を構築し、フロアを越えた人の流れと出会いを生み出しました。

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2層吹き抜けの空間を階段でつなぎ合わせることで、自然な人の流れと出会いを生み出すことが意図されています。

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ファサードから見ると、中で動く人々との活動とランダムなブレースが重なり合って、一つの風景を創り出しました。ブレースは、白、フレー、黒に塗り分けられています。内部の流動性を高めるために、外周部に配したプレースは、内部のコンテクストを考慮しながら、構造解析を繰り返し、複雑な配置を決定しました。このブレースが内部の多様なアクティビティと重なり合うことで、企業の活動が外部へとディスプレイされていくように計画しました。多様なアクティビティと建築が重なり合い、動的で複雑な全体性を作り出すことを意図しています。

 

ディテール設計としては、階段の設計を注目させてほしいです。

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調査対象は自社ビルですので、一般見学はできないです。残念ながら、内部の考察ともっと詳細的なサーベイは難しいです。

 

以上、オフィス建築の考察はここまで終わりたいと思います。

次回は、宿題No.2「コンバージョン建築」の調査結果を発表していきます。

よろしくお願い致します。

 

 

 

 

オフィス建築――乃村工藝社①

みなさん、久しぶり。昨日九州の旅はおわりまして、無事に東京に戻りました。

今回のブログは、サマプロの宿題「オフィス建築の調査」について報告していきたいと思います。

調査対象はお台場にある 乃村工藝社本社ビル です。

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基本データ

乃村工藝社本社ビル

所在地:東京港区台場2-3-4

主要用途:事務所(本社ビル)

基本設計・デザイン:日建設計乃村工藝社

          山梨知彦 芦田智之 勝矢武之

実施設計:大林組

監理:日建設計

敷地面積:2409.14m

建築面積:1152.21 m

延床面積:15780.97 m

建蔽率:47.82%(許容80%)

容積率:579.54%(許容580%)

階数:地下2階 地上13階 塔屋1階

構造:主体構造:鉄骨造(地上)

             鉄骨鉄筋コンクリート造(地下)

設計期間:2005.6~2006.3

施工期間:2006.4~2007.12

 

乃村工藝社は創業から105年を迎えるディスプレイ業界の最大手であり、1960年代後半~70年代前半に清家清によって設計された4棟建ての建物を旧本社として、東京・芝浦の地に歴史を重ねてきた。お台場への本社の移転にあたり、旧本社で醸成されてきた企業のワークスタイルや記憶を展開・再構築することで、サイトスペシフィックでオリジナルなワークプレイスを生み出し、人々とのアクティビティをより活性化し、企業の文化やブランドを空間の面から強化していくことを目指しているそうです。

 

お台場周辺について

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 詳細配置図

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主要交通インフラ

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会社の前面に観光線路ゆりかもめお台場海浜公園にあります。ゆりかもめ鉄道の上は海浜公園です。海から高速道路まで、娯楽エリア(海浜公園)、商業・生活エリア(UR都市機構、ショッピングモール)とオフィス事務エリア(オフィスビル)と言う三つのエリアが形成しています。乃村工藝社は、東京臨海副都心お台場エリアに位置して、ゆりかもめお台場海浜公園駅の近くにあります。付近にバス、高速道路と臨海線などこ交通インフラが充実しています。お台場という好立地のため、通常の陸上交通以外に、観光用の水上バスもあります。(船に乗って通勤している人は絶対いない。笑う)

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自動車でアクセスする場合は首都高速道路を利用することができます。しかし、乃村工藝社の前面の道路はゆりかもめ鉄道の下にありますから、幅員が狭くて、普通の交通量も相対的に少ないです。後ろの首都高速は毎日たくさんの車が通過しています。

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東京の他の地域に比べると、お台場はデート、観光のリゾー島として知られています。フジテレビをはじめ、数多くのレジャー、商業、展示施設があります。さらに、乃村工藝社は日本の大手ディスプレイデザイン会社。主に博物館等の展示空間や、博覧会等のイベント空間、商業空間等の企画・デザインや施工を手がける。丹青社と並ぶ、日本の店舗施工・ディスプレイ業界の二大業者のひとつである。そのようなカラフルな敷地は乃村工藝社の仕事と経営理念に非常に相応しいです。

 

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今回は乃村工藝社の基本状況を分析しました。

次回から、乃村工藝社の経営理念を踏まえて、ビル自体の設計コンセプトなど詳細状況を説明します。

 

 

旅@九州

最近宿題「オフィス建築」と「コンバージョン建築」を考えています。対象はもう決まりました―乃村工藝社@お台場 と 東京大学伊藤国際学術研究センター@本郷 です。

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ただ、今の段階ではデータと写真を整理中なんですから、アップまでもうちょっと時間がかかると思います。

宿題をアップする前に、今朝のSkymarkを乗って羽田から長崎へ旅行にきました!

以下は今週のスケジュールです!

7.31~8.1@長崎(個人)

訪問先 

長崎県立美術館  (隈研吾), 長崎港ターミナル( 高松伸), 国立長崎原爆平和祈念館(栗生明), 長崎港プロムナード,日本26聖人記念館、軍艦島、長崎斜面移動電車、木造市場とハウステンポス(もし時間があれば)

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8.2 午後から高速バスで福岡へ移動

8.2~8.4@福岡、北九州(個人)

訪問先

アクロス福岡、ネクサスワールド(集合住宅?)、ぐりんぐりん(伊東豊雄)、キャナルシテイ博多、九州大学(伊都キャンパス?箱崎キャンパス?)、北九州river walk,

北九州美術館(磯崎新

8.5~8.6@島根、鳥取 (研究室ゼミ旅行)

訪問先

島根県芸術文化センター内藤廣)、石見銀山、出雲大社、島根県立古体出雲歴史博物館(槇文彦)、島根県立図書館(菊竹清訓)と東光園(菊竹清訓

 

 

あ~充実な1週間をインジョイしています!

去年の院試は終わった後に一人で広島、岡山と直島へ行きました。広島と長崎を比較すると、コモンな所ガ意外と多い!両方とも「水の都」と言えるかなと思います。

番外編ですが、今回も去年と同じく、長崎現地に着いたら大雨に会った(傘がない)。。。先週週末に元々M1が企画した「まっぽい」という渋谷都市散策のイベントを行う予定ですが、雨のため中止になってしまった。(残念)

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やぱり私も研究室の同期生と同じく雨男の一員として存在していると覚悟しました。。。。(笑)

 

BTW,上海の温度は今日。。。。43度です!暑すぎる!

これから、今回の旅行の写真と感想をみんなとshareします!

自分の足で都市を測る!

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